その世界観、ストーリー、芸術性により長きにわたり、多くの支持を集める「ベルセルク」「寄生獣」「うずまき」をフィーチャー。奥深いマンガの世界をグラフィックTシャツという切り口からUTが編集したコレクションです。
2025年2月中旬販売予定
三浦建太郎(ミウラケンタロウ)
1966年7月11日-2021年5月6日。 千葉県出身。1985年、商業誌デビュー。1988年、月刊コミコミ(白泉社)に読み切り作品『ベルセルク』を発表。翌年同作の連載を開始する。2021年に急性大動脈解離にて急逝した。『ベルセルク』は細部まで書き込まれた圧倒的画力、壮大なストーリー、異形の怪物と戦いながら成長する主人公・ガッツが熱狂的なファンを国内外に生んだ。2002年に手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞、映像化も多数作られた。同作は現在、三浦が残したスタジオスタッフによって、三浦の親友である漫画家・森恒二の監修を受けながら継続されている。
岩明均(イワアキヒトシ)
1960年東京都生まれ。1985年『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。1993年「アフタヌーン」に連載の『寄生獣』で第17回講談社漫画賞受賞。代表作に『寄生獣』『七夕の国』『ヘウレーカ』等がある。現在は「アフタヌーン」に『ヒストリエ』を連載中。同作は第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第16回手塚治 虫文化賞マンガ大賞を受賞。
伊藤潤二(イトウジュンジ)
1963年7月31日、岐阜県中津川市で誕生。高校卒業後、歯科技工士の学校へ入学し、職を得るも「月刊ハロウィン」(朝日ソノラマ)新人漫画賞「楳図賞」の創設をきっかけに、楳図かずお氏に読んでもらいたい一念で投稿。1986年、投稿作『富江』で佳作受賞。本作がデビュー作となり、代表作になる。3年後、歯科技工士を辞め、マンガ家業に専念。1998年から「週刊ビックコミックスピリッツ」(小学館)で『うずまき』の連載を開始。その後も唯一無二の作品を発表し続ける。世界で最も権威ある漫画家賞のひとつである米国アイズナー賞にて、通算4度受賞の快挙を遂げる。2023年、仏国アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」、さらに米国サンディエゴ・コミコンでは「インクポット賞」を受賞するなど日本のみならず海外でも高い評価を得ている。